CCFL(冷陰極蛍光管)とは、Cold Cathode Fluorescent Lampの略称で、パソコンモニタ・液晶テレビのバックライトとして、広く普及している実績があります。一般蛍光灯は熱陰極蛍光管HCFL(Hot Cathode Fluorescent Lamp)に該当します。
CCFLの発光原理はHCFLとほぼ同じですが、放電方式が異なります。HCFLが加熱により電極から電子を放出するのに対し、CCFLは加熱せずに放出します。電極構造がフィラメントであるHCFLはON/OFF時の電子放出物質(エミッタ)の消耗により寿命が大きく左右されますが、CCFLは放電方式が異なり電極構造がカップ構造であることから、ON/OFFによって寿命が大きく左右されることはありません。
消費電力及びCO2排出量を約40%カット※1、定格寿命は4万時間※2のロングライフ設計です。
現状の蛍光灯からE・COOLに置き換えた場合の、簡易省エネシュミレーションができます。こちらからどうぞ。
直管蛍光灯型LED照明に比べ、広い配光を確保しています。
LEDは発光ダイオードとも呼ばれる半導体素子です。その光源は点であり、直線性の強いビームのような点光源です。
CCFLは冷陰極管と呼ばれる、見た目が細いガラス管です。その光源は線光源であり、蛍光灯と同じ放電灯の仲間で内部構造も蛍光灯と良く似ています。
LED蛍光灯の場合、光が一方向に強い特性のため真下の照度(Lux)は高くなりますが、光が周囲に広がらない特性があります。その為、室内照明で蛍光灯 と同じように配置をすると、暗くなる場所やバラツキが出てきてしまいます。「まぶしいけど暗い」と感じるのはその為です。
天井に蛍光灯を設置する数と位置は蛍光灯の配光領域の広さを元に計算されております。それと同じ数で配光領域の狭いLEDを設置してしまうと光ポケットが出来てしまう可能性があります。
室内に構造物の多い商業施設、例えば棚の高いスーパーや書店など光をさえぎるのもが多い施設だとなおさらです。
つまりLEDは「照射」○、室内の「照明」△・・なのです。
室内照明で真下だけ明るくても意味がありません。大切なのは均一な配光(広がり)です
高周波点灯により”ちらつき”が無く、大量導入時も色ムラを感じません。(右図はフリッカー比較)
演色性(Ra)は良好な80以上を確保しています。
(右図はRa値が低いLEDとの比較)
一般的なLED蛍光灯に使われているLEDは青色LEDと黄色蛍光体を組み合わせた疑似白色です。その為、若干黄色味が掛かった光に見え、違和感を感じま す。演色性(Ra)も平均70前後で、再現できない色もあり演色性はあまり良くありません。CCFLは、蛍光灯と同じ3波長型で液晶TVのバックライト光 源として利用されています。色の再現性は世界中で認められている光源です。演色性(Ra)が高く(=86以上)、グレア(眩しさ)もなく刺激を感じること はありません。
オフィスや生活空間で毎日使う光だからこそ、刺激の少ない自然な光が求められます
波長400nm以下の近紫外線領域の光が、限りなく0。
本体からの発熱を約50℃以下に抑えた設計により、夏場の高い冷房効率が望めます。
ポリカーボネートのカバーにより、地震などによる万が一の落下時にも、CCFL(冷陰極蛍光管)のガラスが飛散しない構造となっています。
また、本体背面は軽量のアルミニウム構造となっており、インバータ部分の効率的な放熱による劣化防止のみならず、長期間設置による本体の反りを防止し、落下防止にも努めています。この構造はE-COOLのみです。
インバータ(電子安定器)にPFC(力率改善)回路を採用し、力率が0.95以上あることにより、エネルギー損失を抑えています。入力電圧による力率の変動もありません。
電気工事資格者による安定器カットのみで、既存灯具への取り付けが可能です。
配線替え工事にあたっては、必ず電気工事資格を持つ専門業者にご依頼下さい。
新設のお客様には、E・COOL専用灯具も販売しております。(E-COOLの各種製品ラインナップはこちらから)
・1灯用推奨配線
・2灯用推奨配線
安心のメーカ保証3年、日本全国へ発送も行っております。
E・COOLの価格表、購入に関してのご相談は、お気軽にシーリンクまでご連絡ください。